用語集用語集

用語集

液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(通称:液石法)

一部抜粋してご紹介いたします。
施行日: 平成三十年十二月一日(平成三十年経済産業省令第六十五号による改正)

施行規則 第16条 13

液化石油ガスは、計量法(平成四年法律第五十一号)に規定する法定計量単位による体積により販売すること。ただし、内容積が二十リットル以下の容器により販売する場合、第三号ただし書に規定する場合、経済産業大臣が次条の規定により配管に接続することなく充てん容器を引き渡すことを認めた場合又は一般消費者等に対する液化石油ガスの販売であって、その販売が高圧ガス保安法の適用を受ける高圧ガスの販売と不可分なものとして行われるもの若しくは特別の事情により一定期間経過後行われなくなることが明らかであると認められるものである場合は、計量法に規定する法定計量単位による質量により販売することができる。

施行規則 第18条 22

第十六条第十三号に基づき液化石油ガスを体積により販売する場合にあっては、次のイ又はロに掲げるもの及びハに掲げるものが告示で定める方法により設置されていること。ただし、その設置場所又は一般消費者等の液化石油ガスの消費の形態に特段の事情があるとき(ロに掲げるものにあっては、告示で定める場合を含む。)若しくは消費設備の所有者又は占有者からその設置の承諾を得ることができないときは、この限りでない。

  • イ:異常なガス流量を検知したときに自動的にガスの供給を停止する機能及びその旨の表示を行う機能を有するガスメーター
  • ロ:液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令(昭和四十三年通商産業省令第二十三号。以下「器具省令」という。)別表第一第十四号に規定する液化石油ガス用ガス漏れ警報器(器具省令別表第三の技術上の基準に適合するものに限る。)を用いた機器であって、ガス漏れを検知したときに自動的にガスの供給を停止するもの
  • ハ:器具省令別表第一第十六号に規定する液化石油ガス用対震自動ガス遮断器(器具省令別表第三の技術上の基準に適合するものに限る。)

温度換算装置

膜式ガスメーターでは国内で唯一、温度換算装置付ガスメーターを製造しています。 カタログダウンロード

圧力が一定のガスの体積は気温によって変化します。
温度換算装置付ガスメーターは1年中、基準温度(+20℃)のときの体積に自動的に換算してくれる理想のガスメーターです。

  • 低温時

    低温時

    a.温度感知装置が温度低下をとらえて、クランク半径を小さくすると、ダイヤフラムのストロークが短くなり、ガス体積の収縮分が換算されます。

  • 基準温度

    基準温度

    あらゆる装置が標準状態にあり、検定公差を20℃のときに、正確に合わせます。

  • 高温時

    高温時

    [a]の場合と逆に、温度感知装置が温度上昇をとらえて、クランク半径を大きくするとダイヤフラムのストロークが長くなり、ガス体積の膨張分が換算されます。

指定製造事業者制度

指定製造事業者とは、計量法の定めに基づき、製造する計量器の品質管理の方法が、省令で定める基準を満たしていると認められる製造事業者に対し、経済産業大臣が指定するものです。
計量器は、様々な経済活動の場においてその適正さ、公平さの役割を果たすだけでなく、人々の健康・安全の確保など、広く国民生活の安定のために使われています。 こうした大切な役割を確実に果たせるよう、一定の計量器については、国または都道府県などの行う検定を受けることが必要とされます。
この検定制度は、最終製品を国または都道府県などが一品ずつ構造と器差をチェックするもので長年にわたり定着し、信頼されてきました。 しかし、この方法は「製造事業者の技術能力があまり高くない時代に設けられた規制の方法」という一面もありました。
そこで、技術進歩を踏まえ、「一定水準の製造・品質管理能力を有すると認められた指定事業者が、型式承認を受けている計量器を製造した場合には、 その製品については検定を免除する」というのが指定製造事業者制度です。
指定製造事業者は、従来の検定に代え自主検査を行い指定製造者認定番号を付した基準適合証印を捺印して製品を販売することができます。

  • 検定証印

    検定証印

  • 基準適合証印

    基準適合証印

東洋ガスメーター株式会社は、ガスメーター第一類(2.5m3/h以下のガスメーター)及びガスメーター第二類(2.5m3/h超のガスメーター)の指定を受けています。

スピードアップランプ(S型マイコンメータ用)

マイコンメータが遮断した後、遮断弁復帰(弁開)時に1分間の復帰安全確認を行います。
この機能は復帰安全確認時間の終了間近になるとLEDランプの点滅周期が短くなり、復帰安全確認が終了したことを容易に確認することができます。

復帰安全確認に新機能!スピードアップランプ採用

復帰安全確認中の残り時間が目測できるよう、1分間の復帰安全確認中の残り時間に応じて、スピードアップランプでLED点滅間隔を変化させる仕様にしました。 復帰操作による復帰信号のLEDランプ1秒点灯後、所定時間毎に次第に早く点滅させ、最後に1.4秒点灯させて復帰安全確認モードを終了します。

全供給熱量

熱量 銘板(用途)
15MJ/m3(3600kcal/m3 都市
19MJ/m3(4500kcal/m3
21MJ/m3(5000kcal/m3
29MJ/m3(7000kcal/m3
39MJ/m3(9200kcal/m3
46MJ/m3(11000kcal/m3
63MJ/m3(15000kcal/m3
100MJ/m3(24000kcal/m3 LPG(

MTCB10、MTB10、MTCS10、MTS10の検定有効期間は7年になります。

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